石橋を叩いて 渡らない。 バージョンアップ

バージョンアップ-- 石橋を 叩いて 渡らない

バージョンアップ

パソコンの世界では バージョンアップとは よくあること。
成熟していない ものが 改良されて 脱皮して 便利に使いやすくなればいいのだが、バージョンアップして パソコンの動作が 不安定になったり、却って 使い勝手が悪くなったり する事もある。
時には パソコンユーザーを 惑わすような 販売戦略上のための 無理矢理のバージョンアップも あるようだ。

今日 確かに 一般ユーザーは 翻弄される環境にある。
メーカー の 甘言だけでなく、メジャーなメディアや PC評論家も 自分の商売のためには 提灯記事を書かざるをえない。

そして その記事を 鵜呑みにして バージョンアップして 時には えらい目に遭う。

実は 今までに 何のためかわからぬ いらぬバージョンアップで さんざん苦労してきたという苦い 経験が 私にも たくさんある。いったい 何のための バージョンアップと 怒り心頭。
バージョンアップをしたものの すぐまた 元に 戻したことも 何度もある。
今では 公式な ダウングレードサービスの メーカーサイトもある。
http://panasonic.biz/pc/prod/note/os.html
つまり メーカーでも 消費者の要望を聞かざるをえないのだろう。


振り返ってみれば パソコンとの 古くからの つきあいのなかで どちらかといえば 経験的に 古い方が 気に入る場合が 私には 多い。

原則的に 新しいものは すぐには飛びつくどころか、 一呼吸 、二呼吸、三呼吸も おいて それから石橋を叩いてみて 渡るかどうか 決めても 全く 遅くはない。

気に入らなければ 渡らなければいいし それでも 渡ってみようかと思えば おもむろに じっくり 渡るのぐらいの 慎重さのほうが どうやら 私には 向いているようだ。 

石橋を 叩いて 渡らない。


金沢市兼六園 石川県 提供 HP写真素材