令和6年12月29日 三嶺(1893)
令和6年12月29日 三嶺(1893)
【日時】 2024 令和6年 12月29日
【天候】 雪 止むときもあるが ほぼ断続的に
【コース】 菅生 三嶺(1893) 菅生
【記録】
いやしの温泉郷 発 4:17 --- 林用作業小屋跡 7:21 --- 1791m標高点 9:13 --- 菅生下山口標識 10:09 --- 三嶺 (10:55-11:26) --- 三嶺ヒュッテ 11:52 --- 菅生下山口標識 12:10 --- 1791m標高点 12:35 --- 林用作業小屋跡 13:37 --- いやしの温泉郷 着 14:35
【山頂】
前日から寒波襲来で降雪があり 祖谷は雪道となり 祖谷トンネル東側には 放置車両が何台か残されていた。
粉雪が舞う なか まだ暗い いやしの温泉郷を出発。
積雪は 踝くらいから はじまり 次第に増えていく。
菅生ルートの標高1500mくらいまでの 樹林帯の中では 今冬 ほぼ 夏道通りのトレースのおかげで ベースとなる根雪が固まってきて その上に新雪が積もり 底雪がしっかりしてきた感じに なってきていた。
そのため あらたな雪が降って トレースが消えていても 夏道どおりにいけば 底の ベースとなる締め固められた底雪ができているので 新たな新雪だけの ラッセルとなり それほどの ラッセル負担なく 随分楽な感じで進むことができる。
ただし 木々がまだらになったところや 風で吹き溜まりができているところは すぐ 膝下ぐらいのラッセルとなる。
それでも 1578m標高点をすぎると 雪も増え 風強く 夏道通りでも 次第に 膝下ぐらいになってくる。
その間 雪は 強弱ありながら断続的に 降り続き 登っていくと そのうちに ガスの中にはいり 風雪模様。
やがて 本格的なラッセルとなり時間がどんどん経過するが 遅々として進まない。
1791m標高点からの登り返しは 積雪がグット増えてきて、さらに三嶺山頂まで550mの標識からは 雪庇の張り出しと 雪での潜りが さらに ふえて進行ペースは更に落ちていく。
鹿防護ネットも 雪で だいぶ埋まっていた。
北からの風雪で視界のないなかで 菅生下山口標識から三嶺山頂までは 硬い雪面を選んで 雪原を慎重に 進む。
三嶺山頂への最後の登りも 視界無しでは 雪のつき方や 張り出しが いやらしいので 足元を しっかり確かめて 南面への 転落に注意しながら より慎重に すすむ。
三嶺山頂「マイナス9.2度 北 6.4m 風雪。視界なし。」(累計登頂回数 855回)
しばし 山頂滞在するも 天候回復の兆しもなく この天候では まずは 安全確実に 下山する事が大事だ。
西熊山への縦走路とか 1806m標高点経由の下降などは とても採用する 気には なれない。
素直に もときた道で下山することに決定。
三嶺ヒュッテに立ち寄った後 菅生道で下山。
この日 出会った登山者は 下山時に 菅生道 1791m標高点で 出会った 日帰り 5名。菅生道 樹林帯 標高1460mで すれ違った 宿泊登山者 2名。計7名。
■2024 令和6年12月29日現在
累計山行日数 2097日(内 四国 1707日)
■三嶺ヒュッテはへ立ち寄っていみると
入口は半分ぐらいが雪で埋まっていた。
見ると ドアハンドルが縦位置のロック位置になっていない 水平状態なので 雪の圧力で 押し開き気味になっていた。
内開きのドアは ドアハンドルがロックがないと 雪が 中へ入る状態になる。
今回 中には入らず 外側からの操作で ドアハンドルを ロック位置に なるよう復旧した。
(ヒュッテの中に入ると ドアの外と中の 雪の後始末に余計な時間がかかるので 中には入らなかった。)
■積雪地帯の山小屋の出入り口は 雪が入らぬよう 2階とか 中二階に はしごを使って 入るようなところが多い。
三嶺ヒュッテのドアは 積雪が多い時期には 雪で埋まり ドアロックがないと
中に雪が入り 固まって氷結してしまい
ドアが半ドア状態となり 積雪期の期間中 ドアの復旧できないこととなる。
ドアのハンドルを 垂直のロック状態になるのを確認して 退出してください。
見ると ドアハンドルが縦位置のロック位置になっていない 水平状態なので 雪の圧力で 押し開き気味になっていた。
この状態では 雪の圧力でドアが自然開放される
内開きのドアは ドアハンドルがロックがないと 雪が 中へ入る状態になり、そのうち 雪が氷化してしまい ドアが閉めようにも閉まらなくなる
ドアハンドルを縦の垂直位置にすると
ドアロックがかかり
雪の圧力でも締まった状態で雪の侵入を防ぐことができる。
垂直のロック位置が冬季でのヒュッテ出入口では正解
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■林道阿佐名頃線 西山土捨場で 通行止
https://rindonavi.com/traffic.html?traffic_id=17174684271682
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いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業中。
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【動画】
https://youtu.be/tQPqxI9KQO4
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720322850470/
ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7641055.html
YAMAP
https://yamap.com/activities/36826883
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ガーミンGPSMAP66i ライブトラッキング(2024年12月29日)
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■2024年12月29日 GARMIN GPSMAP66iライブトラッキングを実施。
GPSMAP66iにて イリジウム衛星経由で 10分ごとの現在位置をリアルタイムでWEBサイトに表示。
今回 順調
ライブトラッキング、メールでの双方向通信 順調。
(携帯電話圏外エリアでも作動)
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【APRS】
2024年12月29日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。
ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 今回 順調。
「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400
「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/
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IBUKI.run 活動ログLIVE配信 2024年12月29日
今回 操作ミスで失敗。
https://ibuki.run/
3分毎にリアルタイムに現在位置を表示公開。
ただし 携帯電話圏外エリアでは リアルタイムには表示できず、携帯電話圏内になって はじめて表示できるようになる。
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■2024年12月29日 ココヘリSUMMIT ソニーの エルトレス( SONY ELTRES)通信
■ ココヘリSUMMIT
山岳遭難対策として使用していたココヘリは ヒトココ ヤマモリの時代からの初期の製品であったが、今般 GPS機能付きのココヘリSUMMITに切替。
■従来のココヘリから ココヘリSUMMITは GPSの位置情報をSONY ELTRES通信にて発信する
■ココヘリにGPSを搭載し位置情報を3分毎に ソニーの エルトレス( SONY ELTRES)通信にて発信 (電池残量減だと12分間隔に)
(ELTRES SONY ELTRESは 低消費電力 安定通信・長距離伝送・高速移動体対応が特徴)
■搭載する電池の残容量から
はじめ7日間は GPSの位置情報を3分間隔。その後7日間は 12分間隔。
その後はGPS機能は停止するが さらに2ヶ月間にわたり 従来のココヘリとしての機能が維持。
合計 2ヶ月半の間 山岳遭難対策として 強力に機能してくれるのは 心強いところだが サブスクの値が高いのが残念。
山岳地帯では 標高の高い所では通信可能のようだが 標高の低い 谷間では 通信不可となっている。
■ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のWEBサイト
通信可能 エリア
https://eltres-iot.jp/area/area.html
ELTRES 概要
https://eltres-iot.jp/overview/
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【気象】
2024年12月29日 午前9時 地上天気図
2024年12月29日 午前9時 500,300hPa高層天気図
2024年12月29日 午前9時 850,700hPa高層天気図
2024年12月29日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画 (国際気象海洋株式会社)
短期予報解説資料
- 2024年 安全登山方針
- GARMIN GPSMAP66iトラッキングにて登山中の現在位置公開
- アマチュア無線APRSにて登山中の現在位置公開 JJ5MDM
- http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
- http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400
- https://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/
- IBUKI.run 活動ログLIVE配信 リアルタイムに現在位置を表示 https://ibuki.run/
- 電子登山届「コンパス」にて登山届提出 http://www.mt-compass.com/index.php
- 山中では常時「ココヘリ」を携帯、「ココヘリSUMMIT」加入 http://www.authjapan.com/
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