「定休日」「休業中」でなく 「営業自粛」



「定休日」「休業中」でなく 「営業自粛」の看板。
漢字四文字のなかに 営業できない無念さ・悔しさを 感じるとることができる。

いま新型コロナウィルス感染症が急拡大。全国的に緊急事態宣言が出されていていて、いろいろな思いはあっても ここは じっと堪えて コロナ嵐が通り過ぎて感染症の一刻も早い終息を願っている。

日本アルプスの山岳先進県、長野県。
先週末2020年4月24日 長野県知事から「県外から往来自粛」「今は入山しないでください!」と登山自粛が呼びかけられた。


https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/documents/20200424oyasumi.pdf

にもかかわらず 2020年4月25日山岳遭難発生。
コロナ対策で超多忙な救助・医療機関に余分な負担をかける結果になってしまった。

「(茅野署)(2020年4月25日)、八ヶ岳連峰阿弥陀岳で男性36歳が、尾根から滑落し、行動ができなくなる山岳遭難が発生し、県警ヘリで救助しました。」
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/news24/2004/25.html



長野県警 山岳安全対策課から
「長野県内のほとんどの山域では、コロナウイルス感染拡大の防止の観点から『
自粛』を呼びかけています。春山ならではの魅力はあると思いますが、山はそこから逃げることはありませんので、今一度、ご自身の行動が正しいのか否かを考えて行動してください。」と 厳しい警告。

長野県内の山岳遭難発生状況(週報)
https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/shuho.html

緊急事態宣言下の 大型連休での山岳遭難。

「ご自身の行動が正しいのか否かを考えて行動」

登山者は 他人事でなく あすは我が身かもしれないと しっかり考えて 行動したいものだ。

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【追記 大きな影響】

八ヶ岳の遭難者は 救助後 コロナ感染の 疑いが浮上し遭難救助隊員、ヘリパイロット、整備士 計10人に 大きな影響。

男性はCT検査で新型コロナウイルス感染の疑いが浮上。PCR検査を受け、結果は陰性と判定されたが、陽性の濃厚接触可能性から、ヘリに搭乗した県警山岳遭難救助隊員やパイロット、整備士、別の隊員ら計10人前後が2日間、自宅待機した。

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