令和6年12月14日 三嶺(1893)



令和6年12月14日 三嶺(1893)

【日時】 2024 令和6年 12月14日

【天候】 雪

【コース】 菅生 三嶺(1893) 菅生

【記録】

いやしの温泉郷 発 5:15 --- 林用作業小屋跡 7:21 --- 1791m標高点 10:14 --- 菅生下山口標識 11:14 --- 三嶺 (11:55-12:31) --- 三嶺ヒュッテ 12:50 --- 菅生下山口標識 13:01 --- 1791m標高点 13:24 --- 林用作業小屋跡 14:46 --- いやしの温泉郷 着 15:35

【山頂】

未明から雪が降り続くなか まだ暗い いやしの温泉郷を出発。

今日も 冬山らしい 天候で 手強そうな感じだ。

積雪は はじめ 踝くらいから 次第に 足首くらいへと 登るにつれふえて そのうちに 膝下ぐらいになってくる。

雪は降り続き 風も出てきて 風雪模様。

ふわふわの 新雪で それほどの ラッセル負担にはならないが  やはり支持層ないだけに 今シーズンまだ雪慣れしていないためか ラッセルペースが いまひとつ 掴めず 歩みは 遅々として 積雪量の割に 結構 時間がかかる。

山稜に近づくと 視界なしの風雪で 積雪量が 増え 膝下から膝~膝上までのところも。

菅生下山口標識から三嶺山頂までは 方向感覚を研ぎ澄まして ホワイトアウトの視界のない 雪原を慎重に 進む。

例年 シーズン中には 何度か ホワイトアウト場面に 遭遇するので、今シーズンも この鋭い方向感覚を しっかり体感して 呼び起こして おかないと 後で苦労することになる。

三嶺山頂「マイナス7.5度 北西 4-3m 風雪。視界なし。」(累計登頂回数 853回)

前週に 引き続き 今回も この天候のもとでは 無理して 縦走路へ向かう気持ちには とても なれず 素直に 縦走断念。

三嶺ヒュッテに立ち寄った後 もときた道で下山。

菅生集落に近づくと 祖谷の集落は 真っ白。

いやしの温泉郷に戻ると 駐車した車のルーフには 7センチ以上の新雪が積もっていた。

この日 出会った登山者は 三嶺山頂で 2名。菅生道下山のさい すれ違った宿泊登山者 7名。計9名。

■2024 令和6年12月14日現在
累計山行日数 2095日(内 四国 1705日)

■夕刻 いやしの温泉郷からの帰途のあいだ 祖谷街道は雪道。

断続的に 雪はずっと降り続き 県道45号西祖谷山山城線の祖谷トンネル付近は 登坂できない車で 交通停滞していた。

朝から日中 まだ積雪がないとき 祖谷トンネル越えで祖谷に入った 冬装備のないノーマルタイヤ車など 祖谷で 夕刻 降雪があると 登り返しができなくなり 峠道が交通停滞してしまうようだ。

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■林道阿佐名頃線 西山土捨場で 通行止
https://rindonavi.com/traffic.html?traffic_id=17174684271682

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いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業中。
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【動画】

https://youtu.be/3lm0u-q6D0Q




【写真】

flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720322586245/

ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7602338.html

YAMAP
https://yamap.com/activities/36571375


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ガーミンGPSMAP66i ライブトラッキング(2024年12月14日)
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■2024年12月14日 GARMIN GPSMAP66iライブトラッキングを実施。

GPSMAP66iにて イリジウム衛星経由で 10分ごとの現在位置をリアルタイムでWEBサイトに表示。 

今回 順調

ライブトラッキング、メールでの双方向通信 順調。

(携帯電話圏外エリアでも作動)

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【APRS】

2024年12月14日 APRS(Automatic Packet Reporting System)

APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。




「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 今回 順調。



「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400



「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/


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IBUKI.run 活動ログLIVE配信 2024年12月14日



今回 正常に作動 順調。

https://ibuki.run/
3分毎にリアルタイムに現在位置を表示公開。

ただし 携帯電話圏外エリアでは リアルタイムには表示できず、携帯電話圏内になって はじめて表示できるようになる。

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■2024年12月14日 ココヘリSUMMIT ソニーの エルトレス( SONY ELTRES)通信



■ ココヘリSUMMIT

山岳遭難対策として使用していたココヘリは ヒトココ ヤマモリの時代からの初期の製品であったが、今般 GPS機能付きのココヘリSUMMITに切替。

■従来のココヘリから ココヘリSUMMITは GPSの位置情報をSONY ELTRES通信にて発信する

■ココヘリにGPSを搭載し位置情報を3分毎に ソニーの エルトレス( SONY ELTRES)通信にて発信 (電池残量減だと12分間隔に)

(ELTRES SONY ELTRESは 低消費電力 安定通信・長距離伝送・高速移動体対応が特徴)

■搭載する電池の残容量から

はじめ7日間は GPSの位置情報を3分間隔。その後7日間は 12分間隔。
その後はGPS機能は停止するが さらに2ヶ月間にわたり 従来のココヘリとしての機能が維持。

合計 2ヶ月半の間 山岳遭難対策として 強力に機能してくれるのは 心強いところだが サブスクの値が高いのが残念。

山岳地帯では 標高の高い所では通信可能のようだが 標高の低い 谷間では 通信不可となっている。

■ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のWEBサイト

通信可能 エリア
https://eltres-iot.jp/area/area.html

ELTRES 概要
https://eltres-iot.jp/overview/

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【気象】



2024年12月14日 午前9時 地上天気図



2024年12月14日 午前9時 500,300hPa高層天気図



2024年12月14日 午前9時 850,700hPa高層天気図



2024年12月14日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画 (国際気象海洋株式会社)





短期予報解説資料